ポンサトーン研究室

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東京農工大学スマートモビリティ研究拠点

研究室紹介

研究室紹介

2006年に東京農工大学では、文部科学省科学技術振興調整費(JST)「若手研究者の自立的研究環境整備促進」事業の採択を受けて、「若手人材育成拠点の設置と人事制度改革」プログラムを開始し、若手研究者22名を特任准教授として採用しました。そのプログラムの一環として、ポンサトーン研究室が2006年に発足しました。ポンサトーン研究室は、研究環境の整備(部屋の改造や研究設備の設置等)を行った上で、2007年4月から本格的な研究活動を開始しました。パーソナルモビリティ、超小型電気自動車、一般乗用車、大型車両を対象とし、車載センサによるセンシング情報に基づき、交通安全および快適性のための新しい車両運動制御・運転支援手法の創出を目指しています。クルマ単体の性能を上げるための制御ではなく、オーナー(ドライバ)の運転特徴や癖をよく知りその人の運転エラーを早い段階で予測することにより、「人馬一体」の考えのもとに人間の意のままにクルマを自由自在に動かせるモビリティ研究を行っています。

研究室について

ポンサトーン研究室では、交通事故を未然に防ぐ予防安全技術を研究しています。自動車のハンドルやブレーキなどの自動制御技術を使って、事故回避性能を高める運動制御システムを開発しており、ドライバにとって運転しやすく、安全に走行できる自動車の研究を行っています。複数の車載センサのフュージョンによる車両周辺環境を認識・理解し、最適な経路を生成しながら、車両の運動を制御する技術によりドライバの安全運転を支援し、危険に近づかせない高度運転支援システムを設計し、ドライビングシミュレータおよび実車を用いて研究しています。また、これらの制御技術によって、交通事故ゼロ社会を目指す安全安心な知能化モビリティの研究開発をしています。

卒業生の主な進路

トヨタ自動車(株)/日産自動車(株)/本田技研工業(株)/スズキ(株)/マツダ(株)/(株)SUBARU/日野自動車(株)/ヤマハ発動機(株)/(株)小松製作所/(株)クボタ/(株)デンソー/コンチネンタル・オートモーティブ・ジャパン(株)/ボッシュ(株)/マレリ(株)/(株)日立製作所/日立オートモーティブシステムズ(株)/(株)NTTデータ/官公庁 など

代表プロフィール

職位 教授
氏名 ポンサトーン・ラクシンチャラーンサク
研究院 工学研究院
部門 先端機械システム部門
研究分野 機械力学、自動車工学、制御工学、人間工学

メディア情報

略歴

2004.10.1~2005.5.31 東京農工大学大学院工学教育部特任助手
2005.6.1~2006.9.30 東京農工大学大学院工学府助手
2006.10.1~2011.3.31 東京農工大学 特任助(准)教授(テニュア.トラック)
2011.4.1~2019.2.28 東京農工大学 准教授(テニュア)
2019.3.1~現在 東京農工大学 教授

学歴

1995.6.1~1999.3.31 タイ.チュラロンコーン大学工学部機械工学科(首席卒業)
1999.10.1~2000.3.31 東京農工大学工学部研究生
2000.4.1~2002.3.31 東京農工大学大学院工学研究科機械システム工学専攻 博士前期課程
2002.4.1 東京農工大学大学院工学研究科機械システム工学専攻 博士後期課程 入学
2005.3.25 東京農工大学大学院機械システム工学専攻 博士(工学)学位 取得

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